シワは「3つの種類」に分けられる。それぞれの特徴と対策とは

2021年4月7日

実年齢よりも老けた見た目になってしまうのが厄介な顔のシワ。
対策をするためにはなぜできてしまうのか、増えてしまうのか、シワの種類について把握することも大切になります。予防や改善を試みるために、正しい知識を身につけておきましょう。

まず1つが、乾燥が原因となる「表皮ジワ」です。文字通りに皮膚の浅いところに細かく入るシワで、目じりや口元などにできやすい傾向にあります。

その原因は肌の水分不足で、乾燥でキメが乱れることで生じ、メイクのノリが悪くなったり、触れた時にカサついていることで気がつくでしょう。

ただ、誤ったスキンケアや保湿が足りない場合に発生しやすいシワですので、普段から肌に負担をかけないメイクを心がけたり、念入りに肌の水分や油分を補うケアを行うことで改善を目指せます。

次に、表皮ジワよりもさらに深く、V字型に陥没したものが「真皮ジワ」です。

一般的にシワと呼ばれるものがこの真皮ジワで、ほうれい線や額、目の下のくぼんでいる部分にくっきりと目立つものができます。
真皮ジワは老化により肌の弾力が衰えたり、長年紫外線ダメージが蓄積した結果、皮膚が劣化することで生じます。

加齢は避けて通ることができませんが、日頃から紫外線対策を徹底したり年齢により不足するコラーゲンを補うこと。
ピーリングを行ったり、レチノール配合化粧品を利用するなど、コラーゲン生成のサポートを積極的に行うことで改善効果を見込めるでしょう。

ただし、一度できてしまったものを綺麗にすることは困難ですので、20代、30代のうちから早めの予防を心がけてください。

最後に、「表情ジワ」は、表情を作った時に筋肉が動かし、皮膚が寄ることでできるシワです。

笑った時の口元、怒った時の眉間、目を見開いた時の額などによくできます。ただし、一時的なもので普段はそれほど気にする必要はありません。

ですが、同じ部位に負担をかけ続けると、シワが癖になって定着する場合もあります。顔を顰めたり眉間にシワを寄せるといった、余計な表情を作らないように気をつけておきましょう。
予防には、柔軟性をキープするためにやはり保湿が不可欠です。
水分以外にも油分をバランスよく与えるようにし、乾燥をしないように心がけてください。

いずれのシワも、大切なのは紫外線対策と保湿です。さらに、老化予防に脱ストレスを心がけ、活性酸素を増やさないようにタバコを吸わないなど、健康的な生活を送れるように気をつけていきましょう。

シワ

Posted by SiwaMaster